それが 法律

福岡３児死亡事故の判決が今日出ました　危険運転致死傷罪に問えるかが焦点でしたが　予想通りといいますか　業務上過失致死傷罪の判決でした　裁判所は飲酒の事実は認定したものの　泥酔状態ではなく　車の正常な運転が困難な状態ではなかったと判断しました　よって事故は脇見が主たる要因であり　危険運転致死傷罪にはあたらないとのこと　世論としては危険運転致死傷罪を適用すべきが大勢なんだろうと思います　いまだに飲酒運転は減りませんし　最近では昼間なら飲酒検問もしてないだろうということで　真昼間から堂々と飲酒する輩もおるそうな　そんな人達に警鐘を鳴らす意味でも　危険運転致死傷罪を適用して欲しいと思うのが人情というものですが　裁判所はそれを良しとはしませんでした　法に則って判断した結果　業務上過失致死傷罪における上限の７年６ヶ月を言い渡しました　それが法律　人情には左右されない世界　ご両親の自身に言い聞かせるように言った 受け入れたいと思います というコメントが　なんだか重たい気分にさせる　そんな裁判でした　

酒を飲んで運転するのは 危険運転ではないの？

コメント 2

＞酒を飲んで運転するのは 危険運転ではないの？
危険運転致死傷罪を成立させる要件はないという判断です。

もう、飲酒運転罪　の創設しかないでしょう。
さらに、ひき逃げなどの併合罪を加算出来る要件を緩和するしかないでしょう。
そうなると、懲役１００年なんてのも出てくることになります。
となれば、殺人罪単体との整合も出てきてしまいます。
過失で３人死なせることと、故意で３人殺すことは故意の３人の方が重罪でなければなりません。
by aska27 (2008-01-08 22:23) 

ａｓｋａ２７さん　コメント有り難うございます
　　ミクシーのほうにも書きましたが　なんだかすっきりしない
　　判決ですよね　飲酒運転は重大な犯罪なんだということを
　　認識させる為にも　飲酒運転罪が必要なんだろうと思います
　　まったく同感です
　　今回の業務上過失致死傷罪ですが　飲酒運転で死亡させたのが
　　過失なのか？というところが　個人的には引っかかってます
by seemo (2008-01-08 23:27)